2015.2.22

倉山満批判です。

本題に入る前に、まず中川八洋氏の小堀桂一郎評を読みます。
これは、非常に重要です。

小堀桂一郎とは、共産党への入党資格をもつ、れっきとした共産主義者である。....

....信じがたいことだが、「皇室の弥栄、日本の永遠を祈る」とのタイトルの『別冊正論14』に発表した小堀のエセー「女系容認論の過誤」は、この驚くべき事実を、赤裸々に証明する。....

....なぜなら、女系論を批判するのに、小堀は、よりにもよって、王制廃止論のルソーのその「社会契約論」を持ち出し、このルソーのドグマが“皇統の男系”を守る論を立てている。
赤字ブログ管理人
中川八洋『小林よしのり「新天皇論」の禍毒』、オークラ出版、2011年 299頁〜300頁

中川八洋氏は、かつて小堀を「民族系エセ男系派」と揶揄する程度でした。
それが、「共産主義者」という痛罵に変ったのは、やはりルソーを肯定的に用いたこと。保守主義者である中川氏にとって、それは絶対に許されざる行為であったからです。

ここからが、本題です。
  1. 倉山は小堀のエセーが掲載された同じ雑誌「皇室の弥栄、日本の永遠を祈る」に、『“つくられた大御心”と側近たちの大罪』を寄稿しています。よって、当然倉山はこのエセーを読了したものと思います。
  2. 2013年4月29日付のブログ「人権など、犬のエサにもならないゴミだ」において、倉山はルソーに強い問題意識を持ち、それが人権批判になっていると読めます。

こうした経緯があるにも関わらず、倉山は矛盾に満ちたブログを書いています。

下記に引用したブログは、チャンネル桜の討論番組に出演しその感想を綴ったものです。その回は憲法に関するものでしたが、倉山は小堀桂一郎をなんと絶賛しているのです。

小堀神回!! 小堀先生、すごいわ、長生きするなら、ああいう方のようになりたい”

倉山は、小堀のエセーを読んだのか、読んでも理解できなかったのか、理解できても故意に無視したのか。

倉山に問いたい。
結局ルソーはどうでもいいんですか?

 

出典:倉山満の砦 2013年5月16日
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1047
 

 
JUGEMテーマ:憲法改正