2015.10.29

結論を先に言いますと、なでしこアクション代表の山本優美子は、在特会元幹部の桜ゆみこです。画像や動画を並べてみましたが、顔の輪郭といい目鼻立ちといい、どう見ても同一人物。

その山本優美子は、在特会幹部の過去を“ロンダリング”することに成功しつつあります。ウィキペディア(以後、ウィキ)の「履歴表示」を読むと、2015年3月に編集合戦があり、その結果、在特会の経歴は削除されました。山本が関与したかどうかは分かりませんが、削除に情熱を傾けた人がいたことは事実です。ウィキの編集ルールはミステリーです。

差別デモをしていた在特会の元幹部が、TV出演して論客に化けている訳です。そして、何食わぬ顔で「国連・女子差別撤廃委員会」に参加しているのです。いずれ外国メディアの格好のえじきとなるでしょう。

在特会は、人種差別的活動を公然と行い、その副作用としてヘイト利権を産み落としました。その“功績”から推測すれば、「北朝鮮の自作自演」「日本共産党の犬」の蓋然性が高い集団です。(在特会は、しばき隊と仲良く集合写真を撮る関係です

つまり、山本優美子とは、最終的に外国メディアの標的になり、公の場で在特会の過去を追及され、日本の恥を世界に晒すという役割を課せられた、言わば“反日勢力のパペット”なのです。(本人に自覚があれば完全な工作員です)

勿論、在特会の過去を悔い真摯な反省があれば話は別。しかし、当ブログ末尾に引用した記事に後悔や反省の文言はありません。(左翼シンパのライターの署名記事ですが、なかなか良い仕事をしてますね。笑)

なお、今回の記事は、貴重な情報を齎して頂けるストライクイーグルさんからご紹介頂いた「あくびのブログ」から着想を得ました。偽装保守界隈を斬りまくるブログで、その舌鋒は鋭く興味深い内容となっています。(幸福の科学の浸透ぶりも分かります。)

以上ですが、誤解されるといけませんので、念のため記述します。
当ブログ管理人であるマウスは、いわゆる従軍慰安婦問題は虚偽・捏造であると考えています。誰が論じても構いませんが、さすがに山本のような人物が、日本人代表のように論じるのは見過せません。また何かと寄付集めが好きな偽装保守界隈ですが、詐欺的行為は赦されないです。
 

1、これは関東以外で放映されているTV番組『そこまで言って委員会NP(旧番組名:たかじんのそこまで言って委員会)』のワンシーンです。放映回は分かりませんが、番組セットからパネリストであることが一目瞭然です。

 

2.チャンネル桜の動画より
【山本優美子】慰安婦は性奴隷ではない!〜国連・女子差別撤廃委員会報告[桜H27/8/31]

 

3、名前のないBlog(注:これがブログ名です)
http://blogs.yahoo.co.jp/p53orz/archive/2009/8/17

 

HARBOR BUSINESS Online
安倍内閣が「連携」するグレンデール原告団とは?――シリーズ【草の根保守の蠢動 番外編】

http://hbol.jp/27374

うってつけの文献がある。

 山本優美子氏は、昨年11月「女性が守る日本の誇り」という自身の経歴と活動についての本を出版している。2015年2月の時点で確認できる文献の中で、彼女自身が彼女の経歴について語った文献はこれ以外に存在しない。この本の記述を見ていこう。

 この自著の中で彼女は、在特会結成以前から桜井誠の知り合いであったこと、在特会結成直後から執行部として活動しだしたこと、そして2009年9月に在特会が秋葉原で開催した「外国人参政権反対デモ」の主催であったことなど、かなりの紙幅を割いて自身の在特会での経歴を赤裸々に語っている。 [山本 2014, 19-29]

 さらに読み進めていくと、彼女が在特会執行部を辞任した理由についての記述がある。少し長いがそのまま引用しよう。

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「デモの下準備や当日の運営だけでなく、日々の事務業務には、かなりの時間をついやします。そのため徐々に自分の時間をやりくりするのが難しくなりました。すべてを犠牲にして活動されている方をひていするつもりはありませんが、私はそろそろ「自分のペース」で活動してもいいのではないかと考えるようになりました。(中略)在特会の知名度があがるにつれて会員は増え、やがて一万人を超え、支部も全国にできたのです。私以外にも、たくさんの人が運営や下準備をしてくれるようになりました。だから私はもういいだろうと、2011年12月に在特会の執行部を辞任しました。桜井会長や他の会員の方がと仲良くやってきたので、申し訳ない気持ちはありましたが、『自分が出来る範囲で活動をしよう』と思ったのがすべての理由です」(山本 2014, 28-29)
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 つまり、彼女自身の発言によれば、「自分のペースで活動したい」「自分ができる範囲で活動をしよう」が、在特会執行部辞任の理由だというのだ。これでは「在特会がヘイトスピーチに移行したから」というWikipediaの記述と大幅に違うと言わざるを得ない。彼女自身が自著に記した辞任理由には、ヘイトスピーチへの反省や忌避感など、一切見当たらないのだ。




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