2015.5.26

倉山満・藤岡信勝・竹内睦泰は、鼎談本『歴史問題をぶった切る《最終解明版》 占領支配者が謀った《国魂(くにみたま)占領》の罠』(ヒカルランド、2015年)を上梓しています。
 


鼎談者の一人である藤岡信勝は、40歳代後半まで日本共産党党員という“痛すぎる経歴”で有名ですが、藤岡を激烈に批判するブログもあるので、当ブログでは触れません。

今回、ブログ管理人が注目したいのは、竹内睦泰なるもう一人の鼎談者です。
初めて聞く名前でもありウィキペディアで確認すると、『自称第73世武内宿禰の称号を持つ。南朝小倉宮正統竹内文書伝承者であるという。』とありました。

“正統竹内文書?”

2013年、竹内睦泰は、学研パブリッシグから『正統「竹内文書」の謎』を出版しています。ムー編集長・三上丈晴の書評を読むことができますが、どうやら竹内はイエス・キリストは日本にやってきたとする正統竹内文書を受け継いだようです。
 

Webサイト「tocana(トカナ)」2013年12月12日

「ムー」編集長・三上丈晴の【ムー的書籍探訪】 第3回.
イエス・キリストは本当に来日していた……!? “偽書”『竹内文書』の知られざる事実とは?
 (archive.todayを利用して保存)
https://archive.is/wDdW5

では、そこには何が書かれているのだろうか。歴史上初めて、『正統竹内文書』の内容を公開したのが、本書である。具体的な内容については読んでいただくとして、ひとつだけ紹介するとすれば、それはキリストの渡来伝承だろう。日本で死んではいないが、確かに、イエス・キリストはやってきたというのだ。


類は友を呼ぶ、おまけに竹内睦泰は上念司と同じ中央大学法学部出身(笑)

もちろん、倉山がキリスト云々と語っている訳ではありませんから、今回の批判は少々厳しすぎるかもしれません。が、倉山満の周辺にはそうした怪しい(妖しい?)人物が蠢いていますので、その“好例”として取り上げてみました。

 
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