2014.9.22


ロシアは、海外放送を行う国営ラジオ局『ロシアの声』を運営しています。これは、政府の予算で運営されているので、当然のことながら政治宣伝の目的で放送を行います。
そして、ラジオとは別に日本語のサイトも開設されています。これが、一見するだけでは、反ロシアのパロディ・サイトと読み間違うほどの、剥き出しの本音が溢れています。
ブログ管理人は、逆説的に学ぶことができると考え、いくつかの記事をピックアップします。
 

まず、最初に北方領土関連です。ロシアは、“条約を守る”という観念がありませんし、北方領土を返還する意思はまったくありません。

誰がクリルを最初に発見したのか?
http://japanese.ruvr.ru/2012_02_20/66480000/

モスクワにとっての南クリル諸島は日本政府にとっての尖閣諸島と同じ
http://japanese.ruvr.ru/2013_01_11/100751252/



次の記事は、ウクライナの撃墜に関してです。タブロイド紙と同等か、それ以下の内容となっています。

ロシア航空局筋の情報によれば「本当の撃墜目標はロシア大統領機」
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_18/274776108/



こうした記事だけでも十分に“衝撃的”なのですが、同様に驚くのがトップページのサイドバーに置かれている「諜報の裏側」という特集。

諜報の裏側
http://japanese.ruvr.ru/declassified_intelligence/

ソ連のスパイで、日本で死刑になったリヒャルト・ゾルゲを含め、代表的なスパイが紹介されています。スパイの紹介(しかも日本の敵)を、日本語トップページから見られるようにしています。
正気の沙汰とも思えず言葉を失います。
 

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