2015.2.18
 

ブログ管理人は、憲法改正私案の前文に「美徳ある自由」という文言を入れました。それだけ美徳が重要であると考えるからです。
今回は、その美徳について管理人なりに掘り下げてみます。

最初に、道徳について辞典の解説を読んでみます。

https://kotobank.jp/word/%E9%81%93%E5%BE%B3-103962 
ブリタリカ国際大百科事典 小項目事典 
社会の成員によって承認され,かつ実現される倫理的諸価値ないし規範の総体。その原理は,主観的内面的規制原理として,主体のうちに現れる自然的本能,自己保全の欲求,名誉欲,権力欲,所有欲などの利己的,本能的欲求と正義,真理,愛,誠実,信頼,平等,国益などの普遍的ないし社会的諸価値の対立あるいは現実と理想の相克を調整し,社会的成員にふさわしい行為を選択するようにしむける。

大辞林 第三版
ある社会で,人々がそれによって善悪・正邪を判断し,正しく行為するための規範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく,個々人の内面的原理として働くものをいい,また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの。

次に、美徳を辞書的に表せば『美しい徳行。道徳の基準にあった性質や行為』となりますから、道徳が無ければ美徳は生まれないことになります。

辞書的な説明は、ここまでにして、道徳について考察してみます。

まずは、日頃、管理人が学ぶ『「保守主義の父」 エドマンド・バーク 保守主義』(以下、バーク保守主義)さんのブログから引用します。

「保守主義の父」 エドマンド・バーク 保守主義
保守主義の哲学---日本国民の品性は蘇生できるか?
http://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2014-10-16

「新渡戸稲造『武士道』の遺産を蘇生せよ!」
http://www.geocities.jp/burke_revival/virtue2.pdf


これは、新渡戸稲造『武士道』や世界の賢人の品性に関わる論考などに、バーク保守主義さん自身の考えを加えてまとめられたものです。この中で、「自助論」で知られるサミュエル・スマイルズの「CHARACTER」CHAPTER-7の翻訳に取り組まれていまます。

そして、バーク保守主義さんは、その根本を一文に収斂させました。

No.17  美徳とは自分が自分自身に課する自発的な義務の遂行のこと、それは教育せねばならいが、強制するものではない。
赤字ブログ管理人


この一文をきっかけに、管理人は「CHARACTER」に調べてみました。
その結果、スマイルズは、「義務」を「道徳体系を結合させるもの」と捉え、義務無き「道徳」は瓦解すると考えています。つまり、道徳(規範の総体)が存在し続けるためには、義務が必要なのです。

これを認識したとき、保守主義の「美徳」がより深く理解でき、保守主義の真髄に近づけるのです。

続く

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