2019.4.5

 

以前、NHKの『歴史秘話ヒストリア』をよく観ていた。この番組は、新説(珍説?)を取り上げることも多く、ツッコミを考えながら観るとなかなか面白い番組だった。しかし、番組進行の女子アナが変わってから、なんとなく興味を失いすっかり観なくなっていた。

 

先日、過去のドキュメンタリー番組を観るため、NHKオンデマンドを利用した。それで、この『歴史秘話ヒストリア』の過去放送回が配信されていたので久しぶりに見ることにした。

 

そして驚いた。

 

平成31年2月27日放送「歴史ニュース2018 日本史新発見ランキング」の回であったが、第1位が『日本最大の墓 宮内庁と地元で初調査』で、番組最後のナレーションが次だ。

 

「大王のものとされる古墳は他にもあります。調査が進めば古代日本の本当の姿にもっと近づけるにちがいありません」

 

これは、もう公共電波を使った陵墓荒らしの扇動だ。

 

さらに、平成31年2月6日放送「まぼろしの王国 銅鐸から読み解くニッポンのあけぼの」では、卑弥呼の王宮として奈良県の纏向遺跡をほぼ比定する内容だ。

 

NHKがこうだから、朝日新聞(以下、朝日)も調べてみた。

 

朝日は卑弥呼を押している。「朝日新聞 卑弥呼」「朝日新聞 箸墓古墳」で検索しただけで次の情報が出てくる。

 

朝日新聞デジタル 2018年5月14日

卑弥呼の時代の?桃の種 年代測定、邪馬台国論争に一石

https://www.asahi.com/articles/ASL5B22KKL5BPTFC001.html

 

種は遺跡の中枢部とみられる大型建物跡(3世紀前半)の近くで出土したもので、大型建物の年代が自然科学の手法で初めて測定されたことになる。卑弥呼が君臨したとされる時代の可能性が高まった。

 

朝日新聞デジタル 2019年1月30日

奈良)「卑弥呼の墓」を間近で 箸墓古墳の周濠歩く

https://www.asahi.com/articles/ASM1X5VQ7M1XPOMB00N.html

 

卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳(奈良県桜井市箸中)の周濠(しゅうごう)を歩き、古墳を見学できる「箸中ロマン古墳ウォーク」が3月3日に開かれる。

 

ここで、朝日の狙いに気づく。

 

NHKのナレーションが大きなヒントとなる。その狙いは、卑弥呼押しで煽って陵や皇族墓を発掘調査させたいのだ。もしくは陵墓に立ち入る制限を大幅にゆるめさせて、神聖な陵墓を“人民”の足で踏みつけさせたいのだ。

 

これが単に管理人の妄想だったらよいのだが、なにせNHKや朝日のやることである。このぐらい疑ってかかって丁度よいだろう。

 

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