2019.3.28
継体新王朝論に関連して調べてみると、王朝交替説の種類の多さに驚かされた。「万世一系」をなんとしてでも否定したい左翼系歴史学者達の執念を感じ薄ら寒くなる。
ところで、拙ブログでは先般「継体新王朝論について」をエントリーした。それを読み直して気づいたことがある。
それは、王朝交替説がいくつあっても、新王朝の定義が「男系で遡って皇統につながらない者による天皇位簒奪」であれば、すべての王朝交替説を論破できそうだ。
それは、新王朝説を主張する者に次を問えば良い。
“新王朝初代が男系で遡って皇統につながらないことを証明してください”
10世遡れとは言わない、5世くらい遡って血筋・家系を明らかにすればよい。だが、到底できるとは思えない。
唯一可能性があるとしたら、記紀の基本資料となった『帝紀』『旧辞』が奇跡的に発見され、記紀と内容が大きく相違する場合だろう。
以上である。
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