2019.6.22

 

ブログ管理人(以下、管理人)の本音を言えば、この著書の評判が高いので敢えて欠点を探すという魂胆があった。

 

しかし、評判が高い訳に納得した。著者の故木下道雄氏は廉潔の人で、それが随所に感じられるからだ(注1)。

 

その中でも、特に注目したのが「皇室の藩屏」の考察だ。管理人が189頁を次のとおり“意訳”してみた。

 

「身分に関わらず歴代天皇のために命を投げ出した者達こそ、真の藩屏である」

 

これには、大いに啓発された。

 

話は関連するが、明治憲法では第三十四条に「華族」が出てくる。だが、あくまでも貴族院の条文に過ぎず、華族が明確に規定されていなかった。そこで、拙ブログの憲法改正試案では、皇室の藩屏を主眼として第七章に「華族」を設けた。

 

だが、木下氏の考察を考慮すれば、改善の余地がありそうだ。

 

注1

言うまでもないが、廉潔であっても主張がすべて正しいとは思わない。読んでいて首を捻る箇所がいくつかあった。だが、暴露話で金儲けをしようとする卑しさがないので、心静かに読むことできる。

 

 

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