2018.4.2
飲食店や民家に貼ってある「地球一周の船旅」ポスター、誰もが一度は目にしていますね。「世界一周の船旅」も同様です。でも、これを見かけたら、この船旅を主催する団体の怪しさを疑ってください。
一瞥すると、旅行代理店に置いてあるパンフレット。旅行好きには、客船や世界遺産などに魅せられるでしょう。
でも、それは大きな誤りです。
なぜなら、この船旅を主催するピースボートは、辻元清美が設立に関わった団体です。
辻元清美といえば、前科一犯の立憲民主党所属の国会議員です。2004年2月12日、東京地裁は辻元被告に懲役二年、執行猶予五年の判決を言い渡し、かつ刑も確定しています。
詳しい経緯は省略しますが、これは政策秘書給与約1870万円を騙し取った事件です。政策秘書の給与は国から支払われますから、国民が収めた税金をかすめた訳です。
このような元犯罪者の辻元ですが、辻元のブログを読むと、『NGOの政治的中立性を保つ意味からも、ピースボートのすべての役職から退いています。現在の活動とも、一切の関係をもっておりません。』と、関係を否定しています。
しかし、辻元は、Wikipediaを読むと、同事件で口裏合わせをしていました。これから想像して、常習的な嘘つきと批判されても仕方がなく、その意味では『一切の関係をもっていない』は信用に値しない反論だと考えます。
2002年3月、前述の週刊誌報道を知った辻元はA、Hと口裏合わせをした上で名義借りを全面否定したが、社民党からの議員辞職勧告の意向を知り3月26日に辞職届を提出。同日の記者会見ではHに給与の一部しか渡していなかったことは認めたものの、名義借りは否定した。4月25日に行われた衆議院の参考人招致で、辻元はA、B、Hと口裏を合わせ勤務実態はあったと答弁した[1]。
出典
Wikipedia
さらに、辻元側はデマと否定していますが、以前から極左暴力集団との関係が噂されています。
辻元清美official website
内縁の夫のデマについて(辻元清美秘書 長谷川 と 辻元清美 母からのメッセージ)
辻元は勤務実態の無い政策秘書給与流用で逮捕されたのに、デマの否定を秘書名でするとは。悪い冗談ですね。
それにしても、身から出た錆。執行猶予が期間満了しても、口裏合わせの過去は消せません。
発覚時、すべて素直に“自白”しておけば話は別でしょうが、“隠蔽行為”を行った以上は何をしても疑われてしまう典型です。それに、辻元は公人ですから、こうした点を厳しく詮索されて当然だと考えます。
ここまで読むと、素朴な疑問が出てくると思います。
“確かに辻元清美は元犯罪者だが、現在のピースボートが怪しい証拠にはならない。”
では、ピースボートのホームページ――WikipediaにはなぜかURLが未掲載――の一部を引用します。
ピースボートの活動
OKINAWA
http://peaceboat.org/projects/okinawa.html?pj=about
沖縄に重くのしかかる基地問題。いまも日本全土の0.6%の土地しかない沖縄に、在日米軍基地の74%が集中しています。米軍兵士による暴行事件や、騒音問題などの基地被害が、沖縄では絶えず起きている状態です。さらに辺野古では、普天間基地の代替という名目で、多くの人々の反対にも関わらず、新たな基地建設が強行されようとしています。このような、沖縄の人々の意志を無視し、日常の安全を脅かしている米軍基地問題の現状を変えるために、ピースボートは米国社会への働きかけと、日本「本土」の世論に訴えかけています。
これのどこに、辻元の反論で示された「政治的中立性」があるのでしょうか。基地賛成派の主張に触れず、反対派のみを取り上げています。また、グローバル9条キャンペーンもありますし、結局そうした活動ばかりですね。
それから過去、ピースボートは万景峰号を使うクルーズで北朝鮮へ渡航しているようです。北朝鮮による拉致事件や人道問題について訊ねてみたいものです。
このように怪しさ満点のピースボートが主催するのが「地球一周の船旅」「世界一周の船旅」です。ポスターを見かけたら、思い出してください。
2018.4.3
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