2017.6.16

 

『ウォーキング・デッド』は、米国FOXの看板番組で、いわゆるゾンビ・ホラーの最高峰。2010年の放送以降、視聴率が高く、日本でもファンが多い。ブログ管理人は最近、日本の地上波放送をほとんど見ないので、今回同番組を暇つぶしで見てみた。

 

先に結論を言えば、面白い番組だ。

 

ゾンビで崩壊した米国を描く荒唐無稽のドラマだが、登場人物やグループを現代の指導者・国家に当てはめてみると、不思議なほどモデルが見つかる。(あくまでも個人の感想だが)

 

以下、例。

 

・ウォーカー(ゾンビのこと)
単体なら倒せるが、集団で人間を襲う場合は対処が難しい。動きは遅いが、死角から突然現れる場合もある。いきなり咬んできて、咬まれたら喰われてしまうかゾンビになる。つねに、生物(人間含む)を求めて彷徨っているが、もちろん知性や人間性は全く無い。

→中国共産党

 

 

・ハーシェル・グリーン
リックらを住まわせる農場主で善人。ウォーカーを病気だと信じ、治癒すると考えている。現実を見ようとしないが、仲間が襲われてからやっと銃を持つ。

→現在の日本人


 

・ニーガン
「救世主」(グループ名)のリーダー。有刺鉄線を巻きつけたバットで、自分の意に沿わない者を容赦なく殴り殺す男。
恐怖で人を支配するだけでなく、その狡猾さで敵対者を籠絡させることもある。シリーズ最強の悪役。

→プーチン

 

 

・ディアナ・モンロー
アレクサンドリア(居住地)の女性リーダー。以前は、下院議員。頑丈な壁に安心しきっており、戦いの準備を怠る。
最後、自分も噛まれてウォーカーになった。
→自由民主党の国会議員


 

・フィリップ・ブレイク
ウッドベリー(居住地)の統治者で、総督と呼ばれる。住民に、安全・食料・娯楽を提供する。が、裏に回れば虐殺を平気で指示する冷酷な男。ウッドベリー維持・存続を大義とするが、実態は残忍なサディスト。

→左翼

 


・終着駅
鉄道の終着駅(居住地)。看板・ラジオなどで来場を促しているが怖ろしい秘密がある。
→地上の楽園「北朝鮮」

 

 

・グレゴリー
ヒルトップ(居住地)のリーダー。言うこと、やること、ほぼ場当たり。「長いものには巻かれろ」が目に余り、誰からも尊敬されていない。リーダーとしては不適格。

→朴槿恵元大統領もしくはオバマ元大統領

 

以上、結構、当たっていると思う。

  

コメント
シーズン9が始まったので、やっぱり見てしまった。そして脚本のつまらなさに落胆。さすがにガソリンに困らず自動車が走り回るという超おバカ設定は修正されつつあったが、それにしても共感できる男性役がほとんどいない。

グレンを死なせたのは本当に痛かった。
  • by マウス
  • 2018/10/09 12:03 AM
シーズン8が終了した。

もはや、ゾンビが出ない。出てきても怖くない。

いつのまにか、単なる人間ドラマ(しかも偽善的)に成り下がった。唐突なポリコレ的配役も目立つし、ゾンビよりもむしろ“ポリコレ棒”のほうが怖そうだ。

.....、そろそろ番組自体の終わりも近づきそうだ。
  • by マウス
  • 2018/04/16 11:41 PM
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