2016.3.12

以下は、ブログ『倉山満の砦』からの引用です。以前、同ブログで女性天皇容認の字句がありましたが、さすがに韜晦だと思っていました。が、まさか本音で女性天皇容認だったとは。
 

倉山満の砦
https://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1554

四、

 民間人の女性が治天の君(上皇of上皇)になった例すらあります。
 女性が天皇になれないのは、2600年の歴史の中で、たかだか150年の話で、
 先例が8人10代あるので、法律(憲法附属法)を変えれば問題ありません。

 君、これくらいのことを知っていて、ウチの国の歴史と制度に喧嘩売ってくれてるよねえ〜♪


女性天皇が皇室廃絶につながることは、すでに中川八洋氏が著書で詳しく論じています。その論理は著書で学ぶことができます。

今回、ブログ管理人が特に言いたいのは次の点です。

偉大な先達は、歴史法学の研究に没頭し、日本の伝統だけでなく英米の保守思想までも探求した上で、皇位継承は「男系男子の世襲」によるものと定めました。倉山はこうした先達(伊藤博文/井上毅/金子堅太郎/伊東巳代治)よりも、歴史法学に詳しいのでしょうか。

何にもまして、明治天皇は憲法草案・皇室典範などの制定にあたり、枢密院の審議に百回ちかく親臨されたことが知られています。

明治天皇がお認めになり、皇位継承の安定に資した「男系男子の世襲」を、倉山満ごとき五流売文屋が横槍をいれること自体、僭越の極みです。明治という激動の時代に、日本の“中心”となられたのは明治天皇です。その聖慮に思いをはせないとはおこがましい限りです。

もっとも皇居は売却可能と放言する倉山ですから、不敬・恥などの日本人らしい感情がないのかもしれません。


JUGEMテーマ:憲法改正
 
コメント
管理人さま、

ご案内のブログ「倉山満の砦」2016年3月10日記事「国連如きが内政干渉」に目を通してみました。

軽佻浮薄を通り越して、倉山満氏(以下、倉山)の思想的立ち位置が透けて見える記事でした。

粗雑なことに目をつぶるにしても、管理人さまのご指摘の第四段、つまり

《四、民間人の女性が治天の君(上皇of上皇)になった例すらあります。女性が天皇になれないのは、2600年の歴史の中で、たかだか150年の話で、先例が8人10代あるので、法律(憲法附属法)を変えれば問題ありません。》(改行は引用者による)

との発言は看過できません。そもそも国連女性差別撤廃委員会への反論にすらなっていない。なぜなら《法律(憲法附属法)を変えれば問題ありません》とは、裏をかえせば今現在のままでは問題である、現行の皇位継承法(皇室典範)には問題がある(から改正に賛成)と言っているのと同義だからです。

つまり倉山は、「皇位継承法を変えよ」という点において、国連女性差別撤廃委員会の委員長・林陽子やシナ人委員らの思想的“同志”だと自白したにひとしい。


なお、倉山が「治天の君」の「民間人」としているのは、おそらく広義門院(西園寺寧子、後伏見上皇女御、光厳・光明両天皇の生母)のことであろうと思われます。

広義門院の時代は持明院統と大覚寺統の両統が迭立していた“あるべからざる不幸な時代”であり、院の活躍は両統との姻戚関係を持っていた西園寺という公家(清華家)という出自、天皇/上皇の生母の立場を最大限に活用して皇統を護持した事例ですから、公家の復活という議論の好例ではあるものの、女性を介して皇位継承に悪影響を与えようとする時世において、「女性」の要素をことさらに言挙げするのは、いかがなものでしょうか。

あらためていうまでもなく、民間人が天皇になった例は一例もありません。また、十代八方の女性天皇に、皇族以外の男性(皇胤)から生れた方(女系)はお一方もいらっしゃいません。


そもそも、血統に関係しない君主制度などありえません。血統を考慮しない君主制度など用語としてなりたたないのです。

また、系統学的に「一系」(男系または女系)および「雑系」があり、いずれをとるかは民族共同体の“核心”であり、伝統・文化的価値の領域ですから、そもそも「差別」とは異質の議論なのです。

中東の王室に女王がいない、ローマ法王(=バチカン公国の国家元首)に女性がいない、ダライ・ラマ(チベットの国師)はすべて当該共同体の先人から受け継がれた“世襲体”ですから差別ではない。逆に、ネパールで“生き神”とあがめられる幼女「クマリ」は女性、イスラエルの帰還法において「“ユダヤ人”とは、ユダヤ人の母から生まれ」(改訂第2号、第四条B)など、反対の例もある。

ようするに、国家・民族・伝統・文化を論じるのに《レッテル張りの材料を与えたら》などとしり込みするような話ではない。

我が国先人は一系、それも男系を連綿と世襲してきました。そして、世界に冠たる歴史を持つ国家(民族共同体)を築き上げて今日にいたっております。

日本国の上一人より下万民にいたるまで等しく護持すべき「世襲体」であります。


思うに、今日の天皇・皇室に対する“臣民”の専横は不遜極まりなく、皇位継承法への不当な干渉、なすべき制度復旧のサボタージュ、大衆迎合による皇統史の歪曲は、まさに「日本の滅亡」と同義でありましょう。外患と内患が渦巻く日本は、2020年までに存亡の最終段階を迎えることになるでしょう。

微力ながら日本国民としての義務をはたしていきたいと念ずる毎日です。


追伸:
もしかしたら、本コメントの全部または一部を、当方のブログに再掲することになるかもしれません。あらかじめご了承いただけますとさいわいです。
  • by 「中川八洋文献目録」管理人
  • 2016/03/12 8:38 PM
「中川八洋文献目録」管理人様

コメント有難うございます。

>あらかじめご了承いただけますとさいわいです。

再掲、ご自由です。
  • by マウス
  • 2016/03/12 9:08 PM
管理人さま、
たびたびのコメント失礼いたします。

下記のとおり、本コメントを改訂・転載いたしました。

「自称「憲政史家」倉山満の“思想的本籍”」
http://blog.livedoor.jp/acablo-nakagawayatsuhiro/archives/48073498.html

文末に本ブログの名称およびアドレスを記載しております。


なお、先のコメントを読み返してみましたが、
×皇族以外の男性(皇胤)から生れた方(女系)
○皇族男性(皇胤)以外から生れた方(女系)
などの間違いが散見されました。

管理人様および読者様におかれましては、誠におそれいりますが、当方のブログを併せてご覧いただき、その意図するところをお汲み取りいただければと思います。
  • by 「中川八洋文献目録」管理人
  • 2016/03/12 10:57 PM
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